ホーム > SA工法℠
吊り金具に補強する工法であれば外吊り金具・内吊り金具・どちらでも補強できます。
SA金具を取り付けることにより、従来の一点吊り金具のみの工法に比べ、
静止荷重強度が約2倍になります。
屋根材に吊り金具を施工しても、板厚が薄いので風で動きます。しかしSA金具(3.2mm)を屋根材と共に確実に緊結することで吊り金具の風による振れを防ぎます。
※雨樋の吊り金具は外吊り金具を使用してください。
工場・店舗に使われる金属製折板屋根に取り付ける雨樋を補強する工法です。
従来の吊り金具のみでの施工では強度が不足し風の影響を受けることになり、降雪地域では軒下から樋を出せないため雨水を受けるよう折板に水抜き用の孔をあける必要がありました。
SA金具を取り付けることによりこの孔あけ作業から解放され、樋の強度が格段に増すことから強風、豪雪地区でも安心してご利用できます。
工期が短縮され、屋根材の腐食を抑え、樋の破損を抑制できることにより結果的に大幅なコストダウンが可能となります。
さらに、雨樋内部の清掃も容易となり、すっきりとした納まりで美しい外観を実現できます。
コナカ様
アクロスプラザ様
ロックタウン様
(株)茜谷(茜谷聡社長)では、専用金具を使って折板屋根の軒先に軒樋を取り付ける屋根工法「SA工法℠」を開発した。
工場・店舗に使われる金属製折板屋根に取り付ける塩化ビニール製の雨どいを補強するもので、軒先から流れ落ちる雨水を受けるように軒樋を設置するため、折板に水抜き用の孔をあける必要がない。
また、工期短縮が可能なほか、屋根材の腐食を抑えたり、従来工法よりつららが出来にくいなどのメリットがある。更に、雨樋内部の清掃も可能で、すっきりとした納まりで美しい外観を実現できる。また、部材2個とビス1本、ボルトナット1組の4種類の組み合わせにより、豪雪地帯でも利用できる。
このタイプの雨どいは強風でぐらつくのが弱点だが、SA工法℠で格段に強度が増し、工費も100メートル当たり約20万円と安く、あらゆるメーカーの屋根、雨どいに対応するのもポイントです。
山形県新庄市内の紳士服コナカ現場では、折板の軒の出を出来るだけ短くしたSA工法℠を採用し、一昨年からの豪雪(積雪荷重)に耐え、威力が発揮されることを実証した。また、山形県三川町のアクロスプラザ三川にも取り付けられ、更に福島県のロックタウン須賀川(40の専門店、SC敷地面積7万8100平方メートル、物販店舗面積1万3480平方メートル)全てに取り付けられている。
また、四国や九州など、台風地域では高い需要が見込まれることから、工法を開発した茜谷社長自ら愛媛県松山市を訪れ、販売代理店の営業マン向けの勉強会を開くと共に、市内の設計事務所などを回り、工法の有用性をPRした。一方、全国に名を知られた専門商社が販売代理店として手を挙げたほか、複数の業界紙に記事が載り、各地からの問い合わせが相次いでいる。
厚さ3.2mmのZAM®※を使用。
①雨樋メーカーによる静止加重強度データ
→従来の約2倍の強度というデータが得られている
従来の工法 | SA工法℠ | |
---|---|---|
積雪加重試験 | 60kg | 120kg |
下方風圧試験 | 60kg | 130kg |
正面風圧試験 | 40kg | 80kg |
②一級建築士による風圧荷重時強度計算データ
計算条件(設計記号 SA5)
→風圧力 軒高20m
建築基準風速46m/s(※)に対応。
※は建築基準法に定められた最高値です。
地域区分I(海岸ぞい)での風圧に対応。
③一級建築士による耐雪データ(設計記号 SA2)
→折板山部から積雪60cm(底部からは約70~80cm)の積雪加重まで対応。
④SA金具(3.2mmZAM®)の引っ張り強度
→12,500N以上 (新潟県技術総合研究所)
⑤SA金具-折板屋根 引っ張り強度
→SA-折板(0.6mm)4,000N以上
→SA-折板(0.8mm)5,000N以上
(山形県工業技術センター)
ジョイント工法なので各折板、雨樋メーカに対応。
1箇所当たり部材2個とビス2本(ビス1本ボルトナット1組)で施工完了。
<関連サイト>