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幅4mの道路を20/1の縮尺にして模擬道路のミニチュアを作成する。それを遠心載荷試験機の剛土槽(W250×L600×H400)に入れて、遠心加速力20G、振動加速度200galにて遠心機械装置を
回転させる、この設定条件は3・11の浦安市を想定した震度7、マグニチュード9の規模である。
なお、以下にその実験内容を示す。
実験対象 | 国道(t=150) | 県道・市道(t=50) | 駐車場(t=50) | 摘要 |
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実験順序 | 1回目試験 | 国道 | 無対策 | |
2回目試験 | 国道 | 対策有り | GDS工法 | |
3回目試験 | 県道・市道 | 無対策 | ||
4回目試験 | 県道・市道 | 対策有り | GDS工法 | |
5回目試験 | 駐車場 | 対策有り | GDS工法(透水管無) |
(ただし t は舗装の厚さ)
以上1回の実験で各々6回の地震を発生させる。
内容は1秒、1秒、5秒、5秒、10秒、20秒の都合6回となる。遠心加速力は20Gのため、実験での1秒は、実際は20秒間の遥動があったことになり、5秒では5×20となり実際では100秒間地震が発生したことになる。
なお、5回の実験結果については以下の通りであり、本事業工法の飛躍的な効果が実証された。
1回目 | 無対策 | 都合1回目の20秒以内でクラック(ひび割れ)が入る。 |
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2回目 | GDS工法 | 都合5回目の200秒で薄いヘアークラックが入る。 |
3回目 | 無対策 | 都合1回目の20秒で破壊、液状化(墳砂)発生。 |
4回目 | GDS工法 | 都合6回目まで破断せず。 |
5回目 | GDS工法 | 都合6回目まで破断せず。 |
※参考までに、3回目と5回目の状況写真をいかに示す。
遠心載荷試験装置、遠心装置を20Gで回転(1分間で80回転)
剛土槽とレーザー計、水槽には砂(飯豊6号硅砂)と水が入っている。
水槽内のミニチュアをレーザー計により沈下を測定する。